株価反発の一因に、原油価格反発あり

原油(WTI先物)反発。米中貿易戦争に関連し、米中間で協議が行われる期待が高まっていることなどで。48.75ドル/バレル近辺で推移。

金高止まり。ドルインデックスの弱含みなどで。1291.4ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。2019年5月限は11675元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。2019年3月限は407.9元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで460.1ドル(前日比0.8ドル縮小)、円建てで1602円(前営業日比1円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2019年1月7日16時30分頃 いずれも先限)
4479円/g 白金 2877円/g 原油 37950円/kl
ゴム 177.2円/kg とうもろこし 22700円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「株価反発の一因に、原油価格反発あり」

2018年12月に大幅下落となったNYダウが、年末年始、反発に転じました。

このことにより、世界景気が好転→石油消費が拡大する期待が高まる、という連想が生まれ、原油価格が反発したと考えられます。

株価の変動が原油価格の変動の原因になった、という考え方です。

しかし、この年末年始においては逆に、原油価格上昇→株価上昇、という流れも生じていたのではないか?と筆者は考えています。

原油価格の変動が株価の変動の原因になった、という考え方です。

以下の図はWTI原油先物(期近)と、NYダウ、そしてNYダウの構成銘柄の一つである石油関連企業エクソンモービル、シェブロンの株価の推移を示したものです。

原油価格がおよそ1年半ぶりの安値(42ドル台)をつけた2018年12月25日午前3時を100として指数化しています。

原油価格の上昇率は、シェブロンやエクソンモービルというダウ構成銘柄を上回っています。

この点から、原油価格の上昇が、これらの石油関連企業の在庫評価の好転や今後の設備投資の拡大、利益拡大などの期待を高め、その結果、これらの企業の株価が上昇したと考えることができます。

そして、それらを構成銘柄とする株価指数であるNYダウが上昇した、と考えることができます。

エクソンモービルとシェブロンの時価総額の合計は、ダウを構成する30銘柄合計のおよそ8%です(1月4日時点)。

石油関連企業の時価総額のシェアは決して小さくなく、原油価格がが動き、石油関連企業の株価が動き、そしてダウが動く、という流れは起きると筆者は考えています。

株価の変動が原油価格の変動の原因になり得ることに加え、原油価格の変動が株価の変動の原因になり得ることも留意すべき重要な要素であると思います。

図:WTI原油とNYダウ、エクソンモービル、シェブロンの株価の推移

出所:CMEなどのデータをもとに筆者作成

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