米石油関連株の下落と原油相場の下落の関係

原油(WTI先物)反発。休場前の急落からの自律反発などで。42.95ドル/バレル近辺で推移。

金弱含み。ドルインデックスの強含みなどで。1276.65ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。2019年5月限は11040元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。2019年3月限は357.3元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで481.0ドル(前日比1.5ドル縮小)、円建てで1693円(前日比5円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年12月26日17時30分頃 いずれも先限)
4513円/g 白金 2820円/g 原油 33860円/kl
ゴム 168.2円/kg とうもろこし 22250円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米石油関連株の下落と原油相場の下落の関係」

今年10月の高値から40%以上下落した原油相場ですが、同時に関連する米国の石油関連企業の株価も下落しています。

石油関連企業の株価が変動する時、原油価格の変動がその一因になっているといえます。

原油価格が変動すれば、石油関連企業において、自らが生産した原油を輸出・販売する際の収入の額が変動したり、保有している原油等の在庫の評価が変動したり、今後、原油生産のため開発にかける投資の額が変動したりします。

原油価格が上昇すれば、輸出・販売の際の収入が増え、在庫の評価が上がり、開発のために投じることができる額が増えて企業の規模が大きくなり、かつ将来得られる収入が増える期待が高まる、などの石油関連企業にとってのメリットが生じます。

原油価格の上昇は、石油関連企業の株価の上昇要因と言えます。

逆もしかりで、原油価格の下落は、輸出・販売の際の収入が減少し、在庫の評価が下がり、開発のために投じることができる額が減少して企業の規模が小さくなり、かつ将来得られる収入が増える期待が遠のく、などのデメリットが生じ、株価下落の要因になります。

以下のグラフは、2018年10月3日を100とした、原油価格と、NYダウの構成銘柄の一つであるエクソンモービルとシェブロンの株価の推移を示したものです。

特に12月以降、原油価格の下落が如実にこれらの石油関連株価の下落に影響しているように見えます。

この点が、NYダウの下落の一因になっている、つまり、原油価格の下落がNYダウの下落の一因になっている、といえます。

今後、株価の動向を見る上で、原油相場の動向に今まで以上に注意を払う必要が生じていると筆者は考えています。

図:米石油主要企業の株価と原油価格の推移(2018年10月3日を100として指数化)

出所:NYSEおよびCMEのデータをもとに筆者推計

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