米シェールオイルの増産を受け、原油の弱基調が再燃!!

 17日に米EIAが示した米国のシェールオイルの増産見通しによって、再び石油市場の下向きの流れに拍車がかかり、WTI・ブレントとも連日の急落を強いられている。

 12月の米シェールオイルの生産は日量803.2万バレルと予想されたが、前月予想の日量794.4万バレルを大幅に上方修正している。また、2019年1月に関しては日量816.6万バレルだが、前年同月と比較して172.8万バレル、26.8%も大幅に増加するとしている。改めて、米国の原油増産が顕著になったのは明らかである。

 ところで、20日にようやくOPECが1月からの減産に関する国別割当を公表している。減産幅は、OPECが81.2万バレル、非OPECが38.3万バレルで、合わせて日量119.5万バレルとなる。主要な産油国でみると、サウジが32.2万バレル、ロシアが23.0万バレル、イラクが14.1万バレル、UAEが9.6万バレルとなり、OPEC加盟国のイラン、リビア、ベネズエラが適用除外となっている。

 ここまで正式発表が遅れたのは、その割当がかなり難航したためとみられ、産油国の減産に対する消極姿勢が伺える。サウジは当初、12月に50万バレルの減産を予定していたが、1月からの減産幅がそれを下回る32.2万バレルにとどまっていることからも、減産に対する消極姿勢が伺える。

 これが、減産に対する不透明さをもたらし、ここにきての原油急落の一因になったことは否めない。
 

 

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