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2019年の原油相場見通し① 高値は過去12カ月平均ベース65ドルか?

原油(WTI先物)小幅反発。稼働リグ数の若干の減少などで。51.48ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1242.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)横ばい。19年5月限11340元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。19年1月限417.8元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで456.2ドル(前日比0.1ドル拡大)、円建てで1639円(前日比3円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年12月17日17時頃)
4504円/g プラチナ 2865円/g 原油 41250円/kl
ゴム(RSS3号)172.0円/kg とうもろこし 24080円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2019年の原油相場見通し① 高値は過去12カ月平均ベース65ドルか?」

今後の原油相場を占う上で重要なイベントとして考えていたOPEC(石油輸出国機構)総会が終了し、ようやく来年2019年の予想を立てられる状況になりました。

この半年間の原油市場の変化として、予想不可能かつ強い発言力を行使する「トランプ大統領」という変動要因が、この半年間で新たに加わったと筆者は考えています。

先日2018年11月21日、トランプ大統領は原油価格に関わる発言をしました。過去につけていた82ドルを過去の価格を引き合いに出して、1年1カ月ぶりに54ドル(11月20日)まで下落した原油相場を「好ましい」とツイートしました。

その過去の82ドルは過去12カ月平均ベースで、2008年のリーマン・ショック直前と直後につけた高値と安値の中間であったことから、その高値と安値の間の価格帯が、トランプ大統領の認識する高い価格帯だろうと考えました。

トランプ大統領の原油高・OPEC批判が強まり始めた2018年5月は、12カ月平均でリーマン・ショック後の原油安値を上回ったタイミングとほぼ一致するため、過去12カ月平均で58ドルを下回るまでは、2019年もトランプ大統領の原油高・OPEC批判は継続する可能性があります。

トランプ大統領は「原油価格の下落は減税と同様である」と主張し、消費国や一般の人の支持を取り付けようとしているため、OPECなど産油国はトランプ大統領に真っ向から反発しにくくなり、過去の100ドルなどではなく、過去12カ月平均ベースである65ドル程度の現状価格を維持することが現実的な目標であると筆者は考えています。

次回以降、2019年の原油相場見通し②・・・安値は45ドル、について書きます。

図:WTI原油先物価格(期近、12カ月平均) 単位:ドル/バレル

出所:CMEのデータをもとに筆者推計

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