世界の石油需給バランスは3カ月連続で“供給過剰”

原油(WTI先物)反発。リビアの石油輸出の混乱などで。52.23ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの高止まりなどで。1248.05ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。19年5月限11240元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。19年1月限425.2元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで461.3ドル(前日比1.3ドル縮小)、円建てで1654円(前日比33円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年12月12日大引け)
4525円/g プラチナ 2871円/g 原油 41720円/kl
ゴム(RSS3号)164.7円/kg とうもろこし(15時頃)23860円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の石油需給バランスは3カ月連続で“供給過剰”」

12月11日(火)、米エネルギー省(EIA)は月次で公表している「短期見通し」(Short Term Energy Outlook、以下STEO)を公表しました。

STEOに掲載されている世界全体の石油供給量と世界全体の石油消費量のデータ用いて“世界の石油需給バランス”を計算(供給-消費)してみました。

以下のグラフのとおり、2018年11月は9月、10月と同様、“供給過剰”となりました。10月よりは過剰の幅が縮小しましたが、それでも、世界の石油在庫を増加させる要因となる供給過剰であることには変わりはありません。

グラフから分かるとおり、2014年後半から2016年初頭にかけて大幅な供給過剰でした。

大幅な供給過剰の状態が継続したことが、“逆オイルショック”の最大の要因となったと考えられます。

今後、“供給過剰”の幅が拡大し、その状態が継続すれば、2018年10月以降、およそ30%下落した原油相場がさらに下落する可能性が生じます。

先週、OPEC等が決定した原油の減産の継続によってそのような事態にならないことが期待されますが、実際に減産が上手く機能して供給過剰が解消されるかは減産が始まってみないとわかりません。

減産継続初月となる2019年1月の各国の原油生産量のデータは、1月末から2月中旬にかけて各機関から公表されます。

それらのデータを参考材料として作成されるとみられるSTEOは2019年2月12日(火)に公表される予定です。

通常以上の関心を持って来年2月のSTEOに注目したいと思います。

図:世界の石油需給バランス(供給-消費) 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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