ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要3市場取引量は、一日当たり約9トン~約38トン。12月6日付の価格は、キロあたり37.82~38.25バーツ、RSS3号タイ主要港1月積価格は136.5~137.5セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫は、11月10日現在の12,120トン(前旬比423トン減)、11月上旬の入庫は862トン、同期間の出庫は1,285トン。

◆展開予想

 米中首脳会談で「来年早々予定されていた米国の対中報復関税発動に90日間の猶予が設けられた」との報道で、米中貿易戦争回避によって需要回復が期待できるのでは?との思惑が入り、週初から東京ゴム市場は急騰、RSS市場の先限は10月23日以来の168円を付けた。上海ゴム市場も堅調に始まったもののエネルギー市場の下落に東京・上海両ゴム先物市場は上値を抑えられ反落。しかしながら「タイ政府によるゴム農家救済策や、天然ゴム入りアスファルト開発による需要喚起政策の実施」が好感され、週末を控え東京ゴム市場は下値の堅い動きを見せている。12月7日の正午現在、RSS先限は164円前後、TSR先限は145円後半で取引されている。週の高値はRSS168.0円/TSR152.7円、安値はRSS159.8円/TSR144.3円。

 東京RSS市場の移動平均は、相場が自立反騰局面入りを示唆しており、162円前後への修正安が入る可能性はあるものの、相場は既に一目均衡表における雲の下限に近接、雲の中に入ってしまえば、取引レンジは165~170円に切り上がると考えられる。

 当先の順鞘幅は20円~25円で推移しており、当限12月限が「期限切れ貨物の中国への再輸出」を下値支持材料として買い戻しを誘発しているが、実際、再輸出が実施されても同国到着が旧正月休暇明けとなるため、11月限ほど受腰は強いと考えられず、当先の順鞘幅は再び拡大していくと予想する。
 

 

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