週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比3.03ドル安の51.52ドル、ブレント原油は3.68ドル安の59.67ドルとなった。

 前週末は引き続き足元の供給過剰感や景気減速による石油需要の後退懸念が嫌気され大幅下落となった。また、株安、ドル高となったことも売りを誘った。

 先週は前週末に大きく下げた反動から買い戻し優勢で始まると、戻りは鈍いもののWTIベースで50ドルの節目は維持する格好となった。週明け26日は欧米の主要株式指数が軒並み堅調に推移したことから石油需要の下振れ懸念が後退し上昇した。また、先週末に4ドル近く急落した反動から押し目買いも入った模様。翌27日は米中貿易リスクや世界的な景気減速懸念から上値重い推移となったが、OPEC総会を控える中で売り買いが交錯し、方向感のない展開が続いた。週中にかけては米EIA週報で原油在庫が59万B増加予想に対して357.7万B増加となり、これで10週連続での積み増しとなったことが重しとなり下落した。また、トランプ大統領が引き続きOPECによる減産をけん制していることも嫌気されている。週末にかけては前日の流れを引き継ぐ形で軟調に推移し、WTIベースで一時50ドルを割り込む場面も見られたが、ロシアが減産の必要性を受け入れたとの報から切り返しプラスサイドを回復した。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事