海外原油の下値リスク警戒は続く

 サウジは単独での減産は実施しない方針に転換しただけに、ロシアが減産に同調すれば、産油国は減産で足並みを揃えることになる。ただ、米国に恩を売られたサウジにとって、減産をリードする立場ではなくなっており、両エネルギー相の協議の行方は全くの不透明である。

 もし、産油国が減産で足並みを揃えても、トランプ米大統領が原油価格の上昇に懸念をいえば、また大きく売られる可能性も高い。清算値決定にかけて値崩れする動きが続いている間、原油の戻りは限定的ともみるべきである。

 東京原油は4万円割れをみせたが、それもまだ通過点と認識すべきで、これまで同様、戻り売りスタンスが無難だが、OPEC総会に向けては心理面で売りにくくなるだろう。総会前に上昇しても、その後の急落も警戒すべきで、臨機応変に対処したい。

1 2

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事