トランプ大統領の原油関連ツイートを分析②“82ドル”について

原油(WTI先物)反落。米原油在庫の増加などでなどで。51.95ドル/バレル近辺で推移。

金弱含み。ドルインデックスの反発などで。1218.8ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。19年1月限10870元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。19年1月限426.7元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで385.1ドル(前日比0.5ドル拡大)、円建てで1398円(前日比変わらず)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年11月28日19時ごろ)
4425円/g プラチナ 3027円/g 原油 41970円/kl
ゴム(RSS3号)157.7円/kg とうもろこし 24280円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「トランプ大統領の原油関連ツイートを分析②“82ドル”について」

前回の「トランプ大統領の原油関連ツイートを分析①」で、トランプ大統領がツイートした内容について触れました。

ツイートの2文目の 「Enjoy! $54, was just $82.」 の中の「was just $82」、以前は82ドルだった、というくだりです。

この文言から、トランプ大統領が82ドルを高いと感じている可能性あります。

この82ドルとはどのような値位置なのでしょうか。

以下の図は、WTI原油先物の年平均価格を示したものです。

トランプ大統領が高いと感じているとみられる82ドルは、リーマン・ショック直前に付けた高値(100.75ドル)と直後に付けた安値(61.83ドル)のおおむね平均です。

つまり、82ドルを高いと感じている可能性があるということは、それを中心としたリーマン・ショック直前以降の価格帯そのものを高いと考えている可能性が生じます。

11月28日時点で2018年の年平均価格は66.34ドル近辺です。リーマン・ショック直後の61.83ドルよりも高い値位置にあります。

ツイートがあった11月21日時点の年平均は66.65ドル近辺でした。「もっと下げよう」という発言があったのは、まだ年平均でリーマン・ショック後の安値よりも高いためだと考えられます。

このように考えれば、年平均でおよそ62ドルよりも安くなるまで、トランプ大統領の原油高・OPEC批判は止まない可能があります。

サウジは、原油価格についてこのように考えている可能性があるトランプ大統領と対峙しながらOPEC総会で減産継続か、減産終了か、条件付きで継続か終了か、などを決めなくてはなりません。

サウジは今、非常に難しい立場にあると考えられます。

図:WTI原油先物価格の年平均の推移(日足 期近 終値) 単位:ドル/バレル

出所:CMEのデータをもとに筆者作成

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