週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.37ドル安の54.55ドル、ブレント原油は3.92ドル安の63.35ドルとなった。

 前週末の海外原油はOPECが来年から日量140万B減産する意向を示したことや、サウジの米国への原油輸出が減少していることから買いが先行したが、ロシアが減産に難色を示していることから戻りは売られる展開となった。

 先週も前週に続き上値は重く、戻りは売られる展開となった。週明け19日は上昇。引き続き在庫の増加や米国の原油、シェールオイルの増産による供給過剰が警戒されているものの、来月のOPEC総会に向けて減産協議が行われていることが相場を下支えした。またロシアのエネルギー相が減産に合意する姿勢を示したことも要因となった。20日は大幅下落。米株式市場の下落を背景に景気後退への懸念が一段と強まり、石油需要の下振れが警戒されたことに加え、ドル高に振れたことも圧迫要因となった。OPECが減産を協議しているものの、軟調な流れは変わっていない格好である。21日は反発。前日の大幅安の反動と、EIA週報で石油製品需要の堅調さが示され買い戻しが優勢となった。ただ、原油在庫が485万B増加と9週連続積み増しであったことから高値からは値を削る展開となっている。

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