米国の原油輸出量、中国向けが急減、韓国・日本向けが増加

原油(WTI先物)反発。トランプ大統領がサウジの記者事件について発言し、サウジを堅実なパートナーと発言したことなどで。54.39ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの弱含みなどで。1225.1ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。19年1月限10855元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。19年1月限447.5元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで376.4ドル(前日比2.2ドル拡大)、円建てで1378円(前日比36円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年11月21日18時ごろ)
4433円/g プラチナ 3056円/g 原油 43450円/kl
ゴム(RSS3号)154.3円/kg とうもろこし 24320円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米国の原油輸出量、中国向けが急減、韓国・日本向けが増加」

米エネルギー省(EIA)は、11月20日(火)、月次レポート「Monthly Energy Review」を公表しました。

このレポートには主に米国の石油や天然ガス、電力などに関するデータが収録されています。

前々月までのデータであり、週次ベースの週間石油統計や、月次ベースで前月までのデータを収録する短期見通しなどの速報性のあるデータと異なり、確報性が高いデータと言えます。

また、各種エネルギーの輸出入については、輸出先・輸入先の具体的な国名を知ることができます。

以下のグラフは、米国の原油輸出における、中国、韓国、そして日本への輸出量を示したものです。(昨日公表された2018年8月までのデータ)

2018年8月、米国からの中国向けの原油輸出量が急減したことがわかります。8月時点で貿易戦争の対象品目だったとみられます。

そして、中国の減少を横目に、韓国と日本の輸入量が増加していることがわかります。8月は両国とも米国から輸入量は過去最高水準です。

輸出シェアは、2018年5月と8月を比べると、中国7.6%→1.8%、韓国4.6%→6.5%、日本3.9%→6.2%となっています。

韓国・日本においては、イランの石油再制裁に向けてイラン産の代替国を模索していた時期です。

この数カ月、米国の原油輸出全体は、中国向けが急減したことでやや減少となったものの、韓国・日本向けが増加がしたことでその減少幅を縮小させました。

このデータは2018年8月までですが、中国が原油を貿易戦争の対象から外したと報じられており、来月公表される9月以降の中国向けの状況は変わるとみられます。

また、韓国・日本においては、イランの石油制裁が来年5月まで猶予となったことで、来年1月以降に公表される11月以降の状況が変わるとみられます。

引き続き、米国の原油輸出先について、注目していきたいと思います。

図:米国の原油輸出先 単位:千バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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