OPEC総会に影響する!?注目したい3つの材料

原油(WTI先物)弱含み。IEA(国際エネルギー機関)が減産を否定的な意味としてとらえたことなどで。57.02ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1226.5ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。2019年1月限は10885元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。2019年1月限は465.0元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで370.1ドル(前日比2.4ル拡大)、円建てで1344円(前日比2円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年11月20日17時頃 いずれも先限)
4419円/g 白金 3075円/g 原油 45390円/kl
ゴム 154.0円/kg とうもろこし 24160円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPEC総会に影響する!?注目したい3つの材料」

①先週13日(火)に、OPECが月報でOPECの10月の原油生産量が2017年1月の減産開始以降最高水準になった事を示すデータを公表しました。

②同日、米エネルギー省(EIA)が、米国のシェール主要地区の原油生産量が9か月連続で過去最高を更新したことを示すデータを公表しました。

③そして、先週末から今週初めにかけて、米国でサウジ記者事件の包括的な報告がなされると報じられました。(すでに一部の報道ではサウジ皇太子が事件に関与したことを断定しています)

上記の3つの材料は、12月6日(木)のOPEC総会に強く影響する材料であると筆者は考えています。

①のOPECの原油生産量については、減産継続を想定した“駆け込み増産”である可能性があり、それは、減産継続もしくは、減産条件変更の根拠になり得るためです。

②の米シェール主要地区の原油生産量が過去最高を更新したことについては、米国の原油生産量が増加し、サウジやロシアの生産シェアが低下しやすくなっているため、減産条件変更もしくは、減産終了の根拠になり得るためです。

③の米国でサウジ記者事件の包括的な報告がなされる件については、報道の内容によっては、サウジの産油国のリーダーとしての信用度が上下する可能性があるため、減産継続、減産条件変更もしくは、減産終了、いずれの根拠にもなり得るためです。詳細は前回の「サウジ記者殺害事件、ついに核心へ!?」をご参照ください。

再来週の木曜に迫ったOPEC総会を前に、何か材料が出るたびに、総会にどのような影響があるか、さまざまな思惑が出ると見られます。

上記の3つはもちろん、その他の総会に関わるさまざまな材料を幅広く注目することが必要だと思います。

図:12月6日のOPEC総会に関わる3つの材料と予想される総会への影響

出所:筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事