週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比3.72ドル安の56.92ドル、ブレント原油は3.5ドル安の67.27ドルとなった。

 前週末のNY原油は50セント程度反落した.。OPEC加盟国の減産懸念の一方で、米中貿易交渉への先行き不透明感が足を引っ張り下落した。リグ稼働数が前週比12基増加と大幅に増えたことも重しとなった。

 週明け12日の原油も小幅に続落となった。週末、産油国は共同閣僚監視委員会にて減産示唆したことを材料に買いが先行したが、トランプ大統領は減産に否定的な見解を示したことで下落に転じた。13日は大幅に下落した。米中対立による石油需要鈍化が懸念された。OPECが発表した月報で今年と来年の需要見通しを下方修正したことなどが売りを呼び急落する展開となった。1日で4ドル強下落するなどファンド勢のロスカット売りが誘われる格好となった印象である。OPECが減産を協議開始したことに対しトランプ大統領の牽制発言が入ったことで、減産に対する不透明感も意識された模様。翌14日は小幅ではあるが安値修正の展開となった。OPECが最大で想定より多い140万Bの減産を検討との報を好感するが、上昇幅は0.6ドル程度と上値は限定された。15日も小幅に反発した。OPECの減産協議を材料視し買いが先行した。同日深夜発表されたEIA統計では原油在庫が+1027万Bと大幅増加した一方、ガソリンが-141万、留出油が-358万と製品在庫が減少した。原油在庫の増加は事前に想定されていたためか製品在庫の減少を好感し上げ幅を拡大するも買いが落ち着くと戻り売りに押され上げ幅を小幅なものとした。

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