ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイの主要市場取引量は、一日当たり約6トン~約16トン。10月25日の価格はキロあたり40.55バーツ(政府介入による下支えにてハジャイ、シャンディー、スラタニの3市場とも同一値段)、RSS3号タイ主要港11月積価格は141.5~142.5セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(9月20日現在)は12,850トン(前旬比349トン減)、9月中旬の入庫777トン、出庫1,126トンのまま更新されていない。

◆展開予想

 中国政府による減税を含む経済政策発表に上海株式が堅調に推移、上海ゴム市場も上伸したことで東京ゴム市場も買われ、RSS先限は170円台を回復する場面もあったが、週央、EUが「中国産トラック・バス用タイヤ」にアンチダンピング課税を適用したことで上海ゴム市場が急落、原油市場安や株式暴落による世界的な景気懸念も再燃、東京ゴム市場も急落。RSS先限は2016年10月3日以来、2年ぶりに163.0円まで沈んだ。大量期限切れ還流の噂に懸念されていた東京RSS3号当限は大きくさげることもなく平穏に納会したことから、週末を控え、RSS新甫2019年4月限は、正午現在、167円前後で取引されている、一方で、TSR20号は150円前後。週の高値はRSS170.7円/TSR153.0円、安値はRSS163.0円/TSR148.0円。

 東京RSS3号のRSIは長・短期線共に46台で推移、相場も移動平均線をわずかに下回っており、一目均衡表においても雲に下限近くの170円が上値抵抗となる可能性が高く、将来の在庫不安に目先170~172円への反発が短期的に予想されるが、本格的な底入れ確認には時期尚早と考える。

 当先の順鞘幅は20円前後で落ち着いているが、当限を含む、期近2限月は依然として「期限切貨物の還流懸念」を払拭できず、一方で、新規貨物入着が可能な水準は遠く、順鞘幅は更に拡大すると予想する。
 

 

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