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株・原油、急落から10日間が経過

原油(WTI先物)弱含み。米原油在庫の増加などで。68.99ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで1232.1ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。2019年1月限は12035元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。2018年12月限は549.8元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで397.0ドル(前日比2.7ドル縮小)、円建てで1436円(前日比18円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年10月19日15時ごろ いずれも先限)
4429円/g 白金 2993円/g 原油 53340円/kl
ゴム 166.6円/kg とうもろこし 24840円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「株・原油、急落から10日間が経過」

先週、株と原油が急落、今週に入り、一時持ち直しましたが、本日朝時点で、株価は軟調に推移、原油は続落しています。

この間、総じて下落材料が勝ったと感じています。

特に今週、サウジの記者の事件で新たな事実が発覚してさらなる懸念拡大が予想される事態になりました。

原油の独自材料においては世界的な需給の緩みを示す複数のデータが公表されました。

世界規模の下落要因が際立ったといえます。

以下の図は、株価と原油価格が急落し始めた10月9日から19日までの各銘柄の価格推移を示したものです。

株価がさえない動きとなっているのは、

・急落の要因になった米国の利上げについて懸念が払しょくされていないこと。
・英国のEU離脱について時期・条件を巡り不透明感が強まったこと。
・サウジ記者事件が、重要な情報公開があり世界規模の懸念に発展しつつあること。

などです。

原油価格が続落したのは、

・米国シェールオイル主要地区の原油生産量が過去最高になったこと。
・米原油在庫が大幅増加となったこと。
・サウジ記者事件が、イラン制裁の足並みの乱れ(イラン供給増加)に発展する可能性があること。

などの、世界全体の石油需給バランスをゆるませる原因になる具体的なデータが出たためです。

一方、10月9日以降、金価格が上昇しているのは、

・株価が軟調に推移し、相対的に金への妙味が増しているとみられること。
・米国とサウジの関係悪化という、これまでになかった新たな懸念が生じていること。
・重要イベントまで時間が限られ、諸情勢の事態が急変する可能性があること。

などとみられます。

今後はサウジ記者事件の情勢が値動きに大きく影響するとみられ、同情勢の鎮静化は、金には下落・原油には上昇、逆に悪化は金には上昇・原油には下落要因になるとみられます。

また、原油については米国の生産や在庫のデータに影響を受けるとみられ、引き続き注意が必要です。

図:急落が発生した10月9日以降の各銘柄の価格推移 (終値ベース 10月9日を100として指数化)

出所:CMEなどのデータをもとに筆者作成

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