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米国原油の供給増を警戒した軟調地合いは続く!?

 WTI期近12月限は一代足として9月18日以来の安値水準まで急落している。サウジリスクで一時72.53ドルまで週明けに急伸したものの、その高値から4ドルも急落している。チャート上では3分の2押しの水準を下回っており、100日移動平均線と一目均衡表の雲の上限に相当する67.80ドル台までの下げも予想される。

 海外原油の急落要因として、世界的な原油増産と石油需要の鈍化が5月上旬に発表された各種月報で確認された下で、米国のシェールオイルの増産、さらに原油在庫の増産傾向が鮮明になり、下げに拍車をかけたとみられる。

 15日に米EIAは11月の米シェールオイルの生産見通しを明らかにしているが、日量771.4万バレルと過去最高を更新すると予想している。今年に入って、リグ稼働数はほぼ横ばいながら、生産能力の向上などもあり、増産が続いている。

 翌16日に米EIAが発表した在庫統計で、原油在庫が急増したが、低調な製油所稼働率に加えて、10月から始まった戦略備蓄在庫(SPR)の放出が影響したと考えられる。日量110万バレルを11月末まで取り崩す予定であり、今後とも民間ベースの原油在庫が増加し続ける可能性が改めて認識されたといえる。
 

 

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