金のETF増加

 10月11日、DOW平均株価は、▲549.2ドル(▲2.1%)下落したため、NY金価格は、+34.2ドル、+2.9%上昇した。株価の急落は金価格を押し上げる。また、この時ドルは▲0.5%ドル安になったことも金価格を押し上げた一因であろう。

 残念ながら株価が高過ぎるというイメージはこのところずっとあったが、株価の急落がいつ起きるか事前に予測することは不可能で、ある日突然やってくる。そろそろであろうという感触は半年以上続いていた。しびれを切らして金買いをやめた頃に金価格の急騰がある。こうした突然の変化は、なかなか正確な予測ができない。

 この金価格上昇を予測していたわけではないだろうが、ハンガリーとポーランドの中央銀行が金保有高を増やしている。ハンガリーは31.5トンに、それまでの保有量を10倍に増やし30年ぶりの多さに戻している。中世にハンガリーは金生産国であったと中央銀行副総裁は述べている。またポーランドも117トンに、35年ぶりの多い金保有量としている。ドル国債は債券価格が下がっており(金利は上がっている)保有していると評価損失が発生していることも金への切り替えの理由かもしれない。

 株価下落で現れたもう一つの事象は、金ETF保有残高が増加していることだ。月次ではまだ書かれていないが、日次の残高情報によれば、10月10日時点の1638トンが16日時点では1656.5トンと+18.5トン,+1.1%増加している。株式を売却して金ETFに替えた人が多いということであろう。

 なお、銀やプラチナ、パラジウムのETFには買われた形跡はないので、やはりまさかの時は金であり、貴金属とは言えないのであろう。
 

 

 

 

 

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