ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約6トン~約45トン。10月11日の価格はキロあたり40.23~40.55バーツ、RSS3号タイ主要港11月積価格は144.5~145.5セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(9月20日現在)は12,850トン(前旬比349トン減)、9月中旬の入庫は777トン、出庫は1,126トン。

◆展開予想

 日本市場が休場の8日、中国政府が11月より「輸出用タイヤ製造に供される天然ゴムの増値税還付率を引き上げる」と発表したことでが「中国国内の天然ゴム消費が促進される」との思惑を呼び上海ゴム市場が急伸。連休明けの東京ゴムRSS3号もツレ高となった。原油市場がメキシコ湾へのハリケーン襲来に上伸したことも追風となり、先限3月限は173.3円まで上昇。9日に上場された東京TSR20も堅調に始まった。しかしながら、週後半、米国の株式市場暴落に世界的な景気不安が台頭、金を除く商品市場は下落。東京RSS3号・TSR20号共に失望売りに反落。10月12日正午現在、先限価格はRSS3号で169円前後、TSR20号で154円前後にて推移。週の高値はRSS173.3円/TSR163.5円、安値はRSS167.0円/TSR152.3円。

 東京RSS3号のRSI及び移動平均線は、長・短期線共に反落したものの、売りサインが出るには至らず、目先は下値の堅い展開が予想される。一目均衡表においては雲の上限となる173.3円には及ばず、反発は失敗に終わり、相場が底入れするにはまだ、時間が必要と考える。

 当先の順鞘幅は14円前後にまで回復。当限価格の反発に再輸出の採算性が低下したとの観測もあり、期近限月は依然として「期限切貨物の還流懸念」による圧力を払拭できそうにない、また、先限限月は新規貨物入着が可能な水準までは達しておらず、順鞘幅は再び拡大傾向にあると予想される。
 

 

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