世界の石油需給バランスは供給過剰に逆戻り

原油(WTI先物)下落。株安、石油関連統計の悪化などで。71.70ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1202.5ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。19年1月限12160元近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。18年12月限574.2元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで377.1ドル(前日比11.0ドル拡大)、円建てで1360円(前日比1円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年10月11日18時ごろ)
4315円/g プラチナ2955円/g 原油54500円/kl ゴム169.9円/kg
とうもろこし24300円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の石油需給バランスは供給過剰に逆戻り」

10月9日に掲載した「世界の石油需給バランスは、供給過剰へ向かいつつある」で、世界の石油需給バランス(世界全体の総供給-総消費)が供給過剰になりつつある件について触れました。

10月10日に米エネルギー省(EIA)が公表した短期見通し(STEO)で、9月の状況が明らかになりました。

以下のグラフのとおり、2018年9月の世界の石油需給バランスは、2017年1月の協調減産開始後、2番目の規模の供給過剰となりました。

2017年半ばから進んできた供給不足の規模縮小の流れが継続し、供給過剰に至ったと言えます。

イランの石油関連制裁の再開(11月4日が猶予期限)など、減産開始当時に想定されていなかったとみられる事象が発生したことが、減産実施期間中であるものの、供給不足幅の縮小・供給過剰幅の拡大につながったとみられます。

昨晩から本日にかけておきている原油価格の下落も、この世界の石油需給バランスの推移が一因となっていると筆者は考えています。

次回以降、同じSTEOで公表された米国の原油生産量の見通しの変化について触れたいと思います。

図:世界の石油需給バランス(総供給-総消費) 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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