ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約22トン~約63トン。10月4日の価格はキロあたり40.33~40.56バーツ、RSS3号タイ主要港11月積価格は143.5~144.5セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(9月10日現在)は13,199トン(前旬比321トン減)、9月上旬の入庫は277トン、出庫は598トン(9月20日現在のデータは未発表)。

◆展開予想

 上海ゴム市場が国慶節休暇で週を通して休場となる中、青島保税区在庫が9月下期で約20%も減少したことが伝えられ、「東京ゴム市場から安い現物を現受けして中国へ再輸出するのではないか?」との噂が流れ、東京ゴム市場は市場流動性の極めて小さい期近限月に買い戻しが入り、期近限月主導で堅調に推移し、先限は174.2円まで上昇した。しかしながら、再輸出先の中国が休暇中ということもあり、噂に関しての具体的な続報が入らず、最大の輸入国である中国からの引き合いの途絶えた産地市場は目立った上昇を見せなかったことで、東京ゴム市場は反落。10月5日正午現在、先限は169円前後で推移。週の高値は174.2円、安値は167.9円。

 RSI及び移動平均線において、短期線が長期線を上に抜け。目先、買われやすい展開となりそうだが、一目均衡表における雲の下限となる172.7円が上値抵抗線となる可能性が高く、中期的には、相場が底入れするにはまだ、時間が必要と考える。

 当先の順鞘幅は「当限の上昇」に10円前後にまで急激に縮小したが、たとえ「再輸出」が実行されるとしても相当量の貨物が輸出されない限り、「期限切貨物の還流懸念」による圧力を払拭できそうになく、また、先限限月が新規貨物入着のめどが立つ水準までは達していないことから、順鞘幅は「期限切貨物の還流懸念」が払しょくされるまで、再び、拡大していくと予想される。
 

 

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