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原油相場の材料整理(2018年10月3日)

原油(WTI先物)反発。引き続き、イラン制裁再開による供給減少懸念などで。75.39ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1207.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。国慶節のため休場。

上海原油(上海国際能源取引中心)国慶節のため休場。

金・プラチナの価格差、ドル建てで372.2ドル(前日比1.3ドル縮小)、円建てで1366円(前日比6円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年10月3日17時ごろ)
4396円/g プラチナ3030円/g 原油56830円/kl ゴム169.8円/kg
とうもろこし24590円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「原油相場の材料整理(2018年10月3日)」

国内外の原油価格がおよそ3年11か月ぶりの水準まで上昇してきました。

記録的な水準まで上昇した背景には、複数の上昇要因が重なったことがあげられると筆者は考えています。

9月23日(日)の産油国会合では、消費国においてイランからの輸入が減少しつつある中、代わりに増産をしてくれる国が現れることを期待して“増産”が行われることが予想されましたが、見送られました。

この“増産見送り”が“供給は増えない”という需給が引き締まる連想に結びつき、原油価格の上昇要因の一つになりました。

今週に入って原油価格の上昇は継続していますが(10月3日現在)、この足元の原油相場における材料をまとめると以下のようになると筆者は考えています。

上昇要因だけでなく、下落要因も同時に存在しており、市場のセンチメント(市場参加者の心理状態)が大幅に冷やされれば、それまで材料視されずに存在した下落要因がクローズアップされ、下げ幅を拡大する可能性があります。

また、今後の原油相場の動向を考える上で重要なことは、これらの材料がどのように変化するのか?そしてこれら以外にどのような材料が加わるのか?という点だと思います。

11月4日:イラン石油制裁再開、6日:米中間選挙、11日:第11回共同減産監視委員会、12月3日:OPEC総会、4日:OPECと減産に参加する非OPECの会合、12月末:2017年1月に始まった減産の終了、など、年末まで重要イベントが多い事が分かります。

このようなイベントをこなしながら、2019年1月からのOPECを含む新体制がどうなるのか?、米中間選挙後にトランプ大統領の原油価格上昇を否定する動きが弱まるか?イラン石油制裁再開前後でどれだけ同国の原油生産量が減少するのか?に注目したいと考えています。

そして、上昇要因と下落要因の両方が常に存在することを念頭に置いておく必要があると筆者は考えています。

図:原油相場の材料整理(2018年10月3日)

出所:各種情報をもとに筆者作成

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