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米シェール最重要地区の稼働リグ数について

原油(WTI先物)上昇。米稼働リグ数の減少などで。73.38ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1191.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。19年1月限は12360元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。18年12月限は563.6元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで371.9ドル(前日比1.9ドル縮小)、円建てで1366円(前日比11円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年10月1日17時ごろ)
4340円/g プラチナ2974円/g 原油55310円/kl ゴム171.6円/kg
とうもろこし23950円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェール最重要地区の稼働リグ数について」

先週から今週にかけて、国内外の原油価格が大きく上昇しました。

その背景の一つに、米国内の稼働リグ数が減少したことが挙げられると報じられています。

米石油開発サービス会社「ベイカーフューズ」が毎週金曜日に稼働リグ数を公表しています。

先週金曜日に公表された米国全体の石油掘削のために稼働しているリグ(掘削機)の数は、前週比3基減となりました。(866基→863基)

稼動リグ数の減少は、後に米国の原油生産量を減少させる要因になり得るため、原油相場にとっては上昇要因と目されます。

“3基”減少という減少した稼働リグの数の問題もありますが、何よりも“減少した”という事実が好感されたとみられます。

以下のグラフは、米エネルギー省(EIA)が提唱する、米国内に7つあるシェール主要地区のうち、最も原油生産量が多い地区「パーミアン地区」の稼働リグ数の推移を示したものです。

徐々に逆オイルショック前のピーク時に迫ってきていることがわかります。

ちなみに、先週金曜日に公表されたパーミアン地区の稼働リグ数は486基で、前週公表分が488基だったため、前週比2基減少となりました。

全体では3基減少した、最重要地区では2基減少した、ということですが、グラフを見る限り、パーミアン地区の稼働リグ数が急減したようには見えません。

逆に、原油相場が100ドル台だった頃に迫る水準を維持している、と言えます。

前週比で判断するのか、絶対水準で判断するのかは市場が決めることですが、前週比減少という材料で原油価格が上昇したのであれば、目先の短期的な材料が材料視されて相場が動いていることになります。

絶対水準は高水準です。長い目で見れば、現在、パーミアン地区では記録的な数のリグが稼働し、掘削が行われていることになります。

同じデータでも、短期とともに長期的な視点で変化を追う事が重要であると筆者は考えています。

図:シェール主要地区の1つパーミアン地区の稼働リグ数 単位:基

出所:ベイカーフューズ社のデータをもとに筆者作成

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