ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約27トン~約37トン。9月20日の価格はキロあたり42.33~42.68バーツ、RSS3号タイ主要港10月積価格は148.7~149.7セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(8月31日現在)は13,520トン(前旬比409トン減)、8月下旬の入庫は706トン、出庫は1,115トン。

◆展開予想

 9月17日に「中国の広東省・海南省に上陸した大型台風22号の天然ゴム生産への被害は殆どなかった」ことが確認されたことや、米国による対中国第三次追加関税措置発動の可能性が高くなったことを受け上海ゴム市場が軟化していたことを受け、連休明けの東京ゴム市場は寄り付きから大きく下げ、先限2月限は先週9月11日につけた164.2円を下回り、164.1円まで下落し、今年の安値を更新した。しかしながら、慢性的な天候不良と価格低迷による生産減に産地価格は底堅く推移し、米国の原油市場が在庫減に急伸したことを受け上海ゴム市場が反発、東京ゴム市場も買い戻し中心の商いに連れ高となり、先限は一時的に170.0円をつけた。連休を控え、当限9月限の納会は、期限切れ貨物の圧力は大きいものの、産地価格が底堅いことから145.0円前後で支えられている。9月21日の正午現在、先限は168.0円前後。週の高値は170.0円、安値は164.1円。

 RSIは、短期線は50目前、長期線は45前後と相場は反発基調にあるが、一目均衡表においては、雲の下限となる170.0円が傘となっている。当面167.0円~172.0円のレンジでの取引が予想される。

 当先の順鞘幅は23円前後にまで拡大したが、9月限納会後も「期限切れ貨物」の還流懸念は期近限月の上値を抑える一方、依然、新規貨物入着のめども立っていないら先限は上昇する可能性が高く、順鞘幅は先限限月が新圃2019年3月限に変わった後も拡大していくことが予想される。
 

 

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