原油相場はしばらく下値探りへ、トランプ米大統領のOPEC批判を受け

 サウジアラビアは週明けにブレントの80ドル以上が居心地の良い水準と指摘したことをキッカケにして、原油先高期待が強まり、イラン産原油の今後の供給不安が再燃し、WTIは71ドル台に水準を切り上げた。期近ベースでは7月11日以来の高値を示現となった。

 米中の貿易摩擦拡大が懸念される一方で、米中の株価が急伸していることも、海外原油を大きく押し上げたともいえる。

 この原油価格の上昇を警戒して20日、トランプ米大統領はツイッターで、OPEC批判を展開したことで、海外原油の先高期待は後退し、下値探りの様相をみせつつある。

 原油相場の急伸要因として、OPECの増産への消極姿勢も指摘されており、OPECが増産姿勢をみせないことが、原油相場の上昇の主因になっているとトランプ米大統領は指摘したことになる。

 ところで、23日にはアルジェリアで産油国会合が予定されており、ここではイラン産原油の供給不安を協議することになっている。産油国の増産を確認する場とみられていたが、トランプ米大統領によるOPEC批判によって、増産体制の強化が要求されることになると考えられる。
 

 

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