ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約19トン~約30トン。9月13日の価格はキロあたり41.28~41.82バーツ、RSS3号タイ主要港10月積価格は144.0~145.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(8月20日現在)は13,929トン(前旬比44トン増)、8月中旬の入庫は300トン、出庫は256トン。

◆展開予想

 9月8日に発表された中国の貿易統計を受け、米国が第四弾となる対中国制裁関税実施に言及したことで、原油や非鉄金属市場が下落。週明けの東京ゴム市場は軟調に寄り付いた。米国ドルが対日本円で堅調に推移したことで下値は支えられたものの、「タイ政府による天然ゴムの政府在庫売却」の噂が流れ、11日の寄付直後に東京ゴム先限は急落。8月16日に付けた164.6円を下回り、164.2円まで下落。先限として今年の最安値を更新したが、「在庫売却」の噂はタイ政府から公式に否定され、相場は反発。また、週央12日には米国東海岸を超大型ハリケーンが襲うとの報道に原油市場が急騰、東京ゴム市場も週初の水準まで値を戻し、また、中国気象台が今週後半に、非常に強い台風22号と中国近海で発生した23号が相次いで広東省から海南島、インドシナ半島の北部にかけて襲来、天然ゴムの産地でもある同地域に暴風雨警報を発令したこともあり、上海ゴム市場も堅調に推移。週末を控え、買い戻し中心の商いに反発。9月14日の正午現在、東京ゴム先限は168.0円前後で推移。週の高値は170.0円、安値は164.2円。

 RSIは、短期線・長期線共に40台を回復、更なる上伸が期待できるも、一目均衡表においては、雲の下限である170.7が抵抗となり、また、抵抗を突破できても分厚い雲を上に抜くことは困難であり、当面165.0円~175.0円のレンジでの取引が予想される。

 当先の順鞘幅は18円前後に拡大しており「期限切れ貨物」の還流が懸念される期近の下値は堅く、新規貨物入着のめどが立っていない先限が割安なことから順鞘幅はさらに拡大することが予想される。
 

 

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