トウモロコシ、豊作の下でのハーベストプレッシャーを浴びて一段安へ

 12日に米農務省が発表した米国トウモロコシの生産高予想はサプライズな内容で、発表後のシカゴトウモロコシは急落を演じた。

 今回発表された生産高予想は148憶2700万ブッシェル(イールドは181.1ブッシェル)で、前月に米農務省が発表した145憶8600万ブッシェル(同178.4ブッシェル)、事前予想平均の145憶2900万ブッシェル(同177.8ブッシェル)のいずれも大きく上回っている。市場ではイールドの下方修正が一般的だったが、イールドの予想上限である180.0ブッシェルを上回ったことで、サプライズと評価された。

 これだけの高い水準のイールドは主産地であるアイオワとイリノイの大幅なイールドの引き上げが影響している。アイオワは206ブッシェル(前月202ブッシェル)、イリノイは214ブッシェル(同207ブッシェル)で、両州だけで、1憶2735万ブッシェルの生産高を増加させたことになる。

 全米平均のイールドに加えて、アイオワ、そしてイリノイのイールドも過去最高を記録しているが、1990年代は120ブッシェルでも豊作水準のイールドだっただけに、飛躍的なイールドの向上といえる。

 ところで、米コーンベルトの一部でトウモロコシの収穫が始まっている。生育がかなり順調だったこともあり、今年は例年以上に収穫が早まる可能性もある。また、米コーンベルトではしばらく、収穫に理想的な天候も予想されている。
 

 

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