17年目、10年目の節目で原油相場を振り返る

原油(WTI先物)上昇。米稼働リグ数の減少などで。68.36ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1200.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。2019年1月限は12040元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。2018年12月限は524.5元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで418.3ドル(前日比1.7ドル縮小)、円建てで1469円(前日比変わらず)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年9月10日17時ごろ)
4251円/g プラチナ2782円/g 原油50370円/kl ゴム166.0円/kg
とうもろこし23840円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「17年目、10年目の節目で原油相場を振り返る」

2001年9月11日の米同時多発テロから17年、2008年9月15日のリーマンショックから10年の節目を迎えようとしています。

この10数年間の原油市場の大局定な流れを確認してみたいと思います。

以下のグラフは、2003年5月から2018年9月までのWTI原油先物価格の推移を示したものです。

2003年に30ドル前後だった原油価格は2006年に60ドルに達し、2008年7月には140ドルをつけました。

リーマンショックで急落したものの、2009年から反発し、2011年に100ドルをつけました。

2014年半ばまで100ドル前後で推移しましたが、逆オイルショックで2016年2月に26ドル台まで急落しました。

その後、協調減産などにより反発し。2018年9月10日時点で68ドル台前半で推移しています。

この間を振り返ってみて印象深いのは、2度の“ショック”に見舞われたことです。

リーマンショックは外部要因で急落した一方、逆オイルショックは原油自身が発端となって外部に大きな影響をもたらしました。

このような激動の時期を経て現在に至っているわけです。

今後の原油相場を考える上で重要なのは、先ずは協調減産が今年の年末で終わる点です。

OPECをはじめとした主要産油国による価格の下支え策が終わることを意味します。

2017年の減産開始以降、減産の効果があるかないかは別として、減産が行われていることそのものに市場参加者は安心感を抱いてきたのだと思います。

また、サウジがサウジアラムコのIPOをあきらめた点も重要です。

サウジが以前よりも原油価格を上昇を望む温度感が低下している可能性があります。

今後も、短期的な視点と同時に、長期的な視点を持って原油相場を見ていきたいと思います。

図:WTI原油先物 月足 (期近)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」より筆者作成

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