ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約22トン~約40トン。9月6日の価格はキロあたり41.69~41.99バーツ、RSS3号タイ主要港10月積価格は145.0~146.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(8月10日現在)は13,855トンが最新。

【前検】9月前期のゴム品質検査請求締切日は4日。検査日は10日。

◆展開予想

 米国が第三弾の対中国制裁関税実施を検討し始めたことや、8月の中国山東省青島地区のタイヤ工場の稼働率が台風の影響で通常の50%程度まで落ち込んでいたとの報道に、8月31日の上海ゴム夜間市場が急落。9月3日(月)の東京ゴム市場は寄付から売られ、先限月限は2週間ぶりに170円を割り込んだ。天然ゴムの主要産地である中国雲南省からインドシナ半島にかけての地域が、モンスーンによる豪雨で、依然、洪水懸念に晒されていることから東京・上海市場共に下値は当業者に買い拾われるものの、「大量の期限切れ貨物の環流」懸念が上値を抑え、週を通じて動意の乏しい展開の中、じりじりと下値を切り下げていった。週末を控え、新興国株式市場の下落から世界的な「原油をはじめとした産業資材の需要低下懸念」が天然ゴム市場にも影を落とし一段安。9月7日の正午現在、東京ゴム先限は167.0円前後で推移。週の高値は174.8円、安値は166.8円。

 RSIは、短期線は30台に沈み、長期線は40前後と相場は徐々に売られすぎになりつつあるが、一目均衡表においては、雲の下限を割り込み、「上値の重い」展開にある。当面165.0円~175.0円のレンジでの取引が予想される。

 当先の順鞘幅は13円前後に縮小しているが「期限切れ貨物」の還流が懸念される期近の下値は堅く、新規貨物入着のめどが立っていない先限が割安なことから順鞘幅は再び拡大することが予想される。
 

 

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