週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.00ドル高の70.28ドル、ブレント原油は2.48ドル高の77.63ドルとなった。

 前週末の海外原油は上昇。引き続きイラン原油の供給減少懸念から買い進まれる中、パウエルFRB議長講演で、経済は過熱していないとの認識を示したことからドル安の流れとなり、さらに値位置を切り上げた。米国内掘削リグ数の減少や、株高も支援材料となった。

 先週に入り後も、小幅に続伸。先週末の流れを引き継ぎながら、米国とメキシコが北米自由貿易協定再交渉を巡り大筋合意となったことで、貿易摩擦解消への期待感から米国株とともに堅調に推移した。またイラン制裁第二弾を控え、米国が制裁の一部緩和をしないとの思惑が高まっていることや、ユーロ高ドル安に振れたことも支援材料となった。翌28日は、前日までの上昇を受けて利食い売り優勢となった。序盤こそドル安推移や原油在庫減少予想を背景に買いが優勢となったが、その後ドル高に転じたことや他商品の下落に引っ張られる格好で下落に転じた。明けて29日は、EIA週報にて原油在庫の257万B減少(予想:68万Bの減少)が示されたほか、対ユーロでのドル安進行が追い風となり堅調に推移した。またOPEC加盟国であるベネズエラやアンゴラでも生産・輸出量が減少傾向にある模様。30日も続伸。材料としては前日を引き継ぎながら、夜間取引からしっかりと推移することとなった。

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