週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.87ドル高の68.28ドル、ブレント原油は3.80ドル高の75.15ドルとなった。

 前週末の海外原油は続伸。トルコリラの下げが一巡したことや、人民元安を通じた中国経済に対する不安がやや一服したことで買い戻しが優勢となった。ドル安に振れたことも相場を下支えした。

 先週は、週初めはユーロ安ドル高基調となり底堅く推移したが、後半にかけてはイベントを控えて様子見姿勢となった印象だ。円建て原油に関しては円安が支援材料となり堅調に推移した。週明け20日は続伸。6月以降中断していた米中通商協議の再開を控えて、貿易戦争の激化による景気懸念が後退していることが要因となった。米トランプ大統領がFRBの利上げに不満を示しているとの報でドル安となったことも支援材料。21日は続伸。米国の対イラン制裁第二弾が11月に発動されることで供給不安が意識されたことに加え、米中通商協議に対する期待感から米国株が堅調だったことも相場を押し上げた。22日も続伸。EIA週報で市場予想の150万B減少に対し、580万Bと予想以上の減少だったことが好感された。23日は小反落。22日から再開されている米中通商協議に関心が集まるなか、米中が互いに160億ドルの制裁関税を発動したが目立った反応はなかった。また、ジャクソンホール会議を控えてドルの買戻しも入ったが大きな影響はなかった。

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