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サウジのGDP成長率に連動するのは原油生産量ではない!?

原油(WTI先物)上昇。米原油在庫の減少などで。67.95ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1197.4ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。2019年1月限は12375元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。2018年12月限は508.0元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで415.0ドル(前日比5.4ドル拡大)、円建てで1451円(前日12円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年8月23日20時ごろ)
4231円/g プラチナ2780円/g 原油49520円/kl ゴム174.0円/kg
とうもろこし23570円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジのGDP成長率に連動するのは原油生産量ではない!?」

以下のグラフは、サウジのGDP成長率とサウジの原油輸出量の推移です。

サウジの石油収入は原油価格に依存している点については前回の「サウジの石油による収入はピークの半分以下」で述べました。

ただ、収入と経済成長は必ずしもイコールとはいえません。収入が増えていても支出が多ければ経済成長が起きないこともあります。

今回は、収入ではなく直に経済成長を意味する「GDP成長率」に着目しました。

そしてサウジのGDP成長率とサウジの原油輸出量の動向が似ていることに気が付きました。

このグラフを見て思うのは、サウジの経済成長率を高めるために必要なことは、サウジの原油輸出量を増やすことなのではないか?ということです。

原油価格の動向も重要ですが、サウジにとっては原油の輸出量が一つの大きなテーマなのかもしれません。

では、どうすればサウジは原油の輸出量を増やせるのでしょうか?

港やパイプラインなどの関連するインフラへの投資が必要だと考えられます。また、原油生産量を増加させることも必要です。

しかし、何よりも、サウジの原油を購入してくれる輸出先を見つけることが重要です。

その意味では、イランへの制裁再開は非常に大きなチャンスであると考えられます。

2016年には米国が70数年ぶりに原油の輸出を再開したため、競争相手が増えていると言えます。

どのようにして販路を拡大するかが、サウジの経済成長を進める上で重要であると言えます。

図:サウジアラビアの原油輸出量とGDP成長率

出所:IMFおよびOPECのデータをもとに筆者作成

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