金の売りスタンスはまだ堅持すべき!!

 米国によるトルコへの経済制裁が強化され、それを嫌気してトルコの通貨リラが暴落し、新興国の通貨安を助長することになった。金の大口輸入国となったトルコは、その通貨安の影響で金の輸入が大きく減少している。インドや中国も通貨安の影響で、今年に入っての輸入が激減している。

 つまり、ドルベースの金が急落しても、新興国の金の価格は上昇しており、その結果、実需の買いが全く期待できない状況が続いている。

 さらに、米利上げが今後とも控えており、金利を生まない金にとっては一層厳しい環境に立たされ、結果的にはここにきての急落につながったといえる。

 NY金の取引中心限月である期近12月限が納会を迎える12月までに米FOMCは1度開催され、そこでの利上げは確実視されている。利上げが想定される状況で、金を買う動きが予想できないが、実需の買い控えが影響し、金市場での大口ファンドの売り攻勢も目立っている。

 NY金期近つなぎベースでみると、2017年1月5日以来の1160ドル台まで急落したが、その前月の2016年12月15日に1124.3ドルの安値を付けており、当面の下値メドとみられる。
 

 

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