6カ月連増で増加中。米シェールオイル生産量

原油(WTI先物)反落。世界の各種リスクが原油消費を低下させる懸念などで。66.50ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの強含みなどで1195.1ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)強含み。2019年1月限は12400元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。516.8元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで404.6ドル(前日比5.6ドル拡大)、円建てで1416円(前日比8円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2018年8月15日17時ごろ)
4238円/g 白金2822円/g 原油48320円/kl ゴム171.0円/kg 
とうもろこし23860円/t(5番限)

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「6カ月連増で増加中。米シェールオイル生産量」

8月13日(月)に米エネルギー省(EIA)が公表した米シェールオイル主要地区の原油生産量のデータによれば、同地区の原油生産量が今年に入り、増加の一途を辿っており、7月は統計史上最高となる日量723万バレルに達したことが分かりました。

また、6月分も若干ながら上方修正されており、生産量の増加の強さが伺える内容でした。

引き続き、米シェール率(米シェールオイル主要地区の原油生産量÷米国全体の原油生産量)は68%(7月時点 筆者推計)とこちらも統計史上最高水準を維持し、シェールの増加が米国全体の原油生産量を増加させているという構図は継続していると言えます。

かつて、2014年後半から2016年の初旬まで起きた原油価格の急落・低迷(いわゆる逆オイルショック)の際、米国のシェールオイルは大打撃を受けた、旨の報道がありました。

しかし、以下のグラフのとおり、今振り返ってみれば逆オイルショックの期間、確かに米シェールオイル主要地区の原油生産量は減少しましたが、その減少幅は、それほど大きな量ではなかった、むしろ軽微だったように見えます。

WTI原油価格が1バレルあたり100ドルから30ドル割れまで急落しました。つまり、原油価格は70%前後下落したわけですが、一方、米シェールオイル主要地区の原油生産量は、最も減少幅が大きくなった2015年3月の日量597万バレルと2016年9月の日量516万バレルを比べてみると13.5%の減少でした。

原油価格が70%下落しその後も低迷した期間に、13.5%の減少にとどまった米シェールオイル主要地区の原油生産量の生産動向は強いのだと思います。

技術革新でカバーしようとする動きは、原油価格の下落が強めたと考えられます。

逆境に立たされて強くなった米国の石油産業を見ていると、今後も米シェールオイル主要地区、引いては米国全体の原油生産量が増加する可能性を感じます。

図:米シェールオイル主要地区(7地区合計)および米国全体の原油生産量の推移 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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