インドの7月の金輸入量増加

 8月13日、トルコのエルドアン大統領がトランプ大統領の制裁強化に対しても強気の姿勢を崩さず、トルコリラが一段安となった。これを受けてNY金価格は大幅下落となり、昨年1月以来の安値1198.6ドルを付けた。トルコ中央銀行が金融システムへの流動性供給策を発表したが、危機は新興国市場全体に波及し、金も売られる格好となった。

 一方、GFMSによれば、7月のインドの金輸入量はこの7か月間で初めて大きく増加した。インドでは8月初旬の宝飾品フェアが開催される前に、宝飾品店は在庫を一層し、新たな金を補充した。7月のインドの金輸入量は前年同月比+44.2%増の75トンになっている。

 インドルピーは13日に69.89ルピー/ドルと最安値を付けているが、GFMSのアナリストCameron Alexanderは71ルピーまで下がると予想している。こうした通貨安になる前に金を買っておこうという動きもあるようだ。ただ、今年の7か月合計のインドの金輸入量は、406.2トンと前年同期比▲28%減である。World Gold Councilはインドの上半期の金需要は▲2%減だったが、下半期には回復するだろうと述べている。

 インド政府は農民に対して補助金を出しており、それが交付される秋にはインドの農民の購買が多くなる。また、婚礼シーズンと祭礼のある第4四半期の金需要が最も多くなる。
 

 

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