トウモロコシ、米農務省のイールド予想に注目

 日本時間11日深夜1時に米農務省は2018年度の米国トウモロコシの生産高予想を明らかにする。今年度初の実地調査に基づく生産高予想の発表であり、それだけ市場の関心も高い。

 ロイター通信が集計したアナリストの事前予想平均は144憶1100万ブッシェル(イールドは176.2ブッシェル)。トレンドイールドは174.0ブッシェルで、平年を100とする作況指数は現在、104であるため、それから算出される予想イールドは180.1~181.7ブッシェル。かなり良好な作柄を維持しているだけに、180ブッシェル台のイールドでもおかしくはなく、前年度実績の176.6ブッシェルを越える予想はごく自然でもある。しかし、アナリスト予想平均の176.2ブッシェルは、現在の良好な作柄をベースとしておらず、乾燥した天候による品質低下を考慮した内容と推測される。

 その強気のイールドは7月から予想されており、7月半ばからの半値戻しの大きな支援材料でもある。

 このため、今回、米農務省が発表するイールドは極めて重要で、アナリストの予想を裏付けするような強い水準が指摘されれば、続伸が予想される。その一方、180ブッシェル台のイールドになれば、失望売りに見舞われ、急落は避けられないだろう。新穀12月限は20日移動平均線を下回り、3.70ドル割れも予想される。
 

 

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