非OPECの6月の減産順守率は66%

原油(WTI先物)反発。68ドルの節目割れで買いが入ったことなどで。68.82ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの上昇などで。1220.4ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。10320元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。518.6元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで387.0ドル(前日比0.7ドル拡大)、円建てで1356円(前日比14円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「非OPECの6月の減産順守率は66%」

先月IEA(国際エネルギー機関)が公表した月次レポートによれば、減産に参加する非OPEC10カ国の減産順守率は66%でした。

減産に参加している非OPEC10カ国とは、アゼルバイジャン、カザフスタン、メキシコ、オマーン、ロシア、マレーシア、バーレーン、ブルネイ、スーダン、南スーダンです。

マレーシア以下5カ国は生産量がそれほど多くはないため、その他5カ国と1つにまとめられています。

表中の6月の削減量④は、2016年12月のOPEC・非OPECの閣僚会議で決定した減産基準量②から2018年6月の生産量①を差し引いた値です。

カザフスタンの④の値がマイナスですが、これは6月の原油生産量①が、減産基準量②を上回ったためです。これにより、減産順守率⑤もマイナスの値となっています。

この④と、上記会議で合意した削減量③を比較して(④÷③)減産順守率⑤が計算されています。

このIEAのデータを見る限り、非OPECもOPEC同様、国によって減産への貢献度合いがまちまちであることがわかります。

メキシコの減産順守率が高いですが、合意した削減量が最も多い(減産に最も大きく貢献しなければならない)ロシアの減産順守率が50%となっています。

減産順守率が50%ということは、削減しなければならない量③に対して、実際の6月の削減量④が半分だったことを意味します。

この点は前回の「ロシア、お前もか!?」で書いた通りです。

また、6月のOPEC・非OPEC閣僚会議では、減産体制25カ国全体の減産順守率を100%まで引き下げることを決定した訳ですが、その意味では、6月の減産順守率が120%(IEAのデータより)だったOPECが増産を推し進めるのであれば、66%だった非OPECは減産を今以上に加速させなければならないことになります。

OPECのみのならず、非OPECの原油生産量についても注目していきたいと思います。

図:減産に参加する非OPECの減産の状況(2018年6月)

出所:国際エネルギー機関(IEA)のデータをもとに筆者作成

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