週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比0.71ドル安の68.89ドル、ブレント原油は1.26ドル安の73.29ドルとなった。

 前週末は反落した。ロシアエネルギー相が増産を継続していること示したことなどを材料に売りが優勢となった。

 30日月曜日は大幅に反発した。先週イエメンのシーア派武装組織がバブ・エル・マンデブ海峡でサウジアラビアの石油タンカーを攻撃したことで、現在も同海峡経由の輸出を停止し続けていることが材料視され反発した。 31日は反落し、前日の上げ幅をなくす展開。サウジの7月の生産が前月比で5万程度増加が示されたほか、トランプ大統領がイランといつでも対話する用意があると発言したことが重しとなったようだ。ただし、この件についてはイラン側は拒否する姿勢と示した。1日はロシアに続きクウェートも前月比10万B/日程度の増産示したことや、早朝のAPI石油統計で原油が予想外に増加したことに続き、EIA統計でも同様に原油在庫の予想外増加が示されたことなどが材料となり下落した。その他、米国が中国からの輸入品に対しで関税を引き上げる計画が示され、株式市場や原油や他コモディティ市場においてもセンチメントを悪化させた様子。2日は反発した。前日の原油在庫増加の流れを引き継ぎ売りが先行したものの、イランがホルムズ海峡で軍事演習の準備を行っている兆候があるとの報道から反発に転じた。前週反発していた分、利食い売られた格好となったが、値動きの割には材料に乏しく投資家のポジションの逆流が起こりやすくなっている印象を受けた。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事