^
ページTOPへ

ロシア、お前もか!?

原油(WTI先物)下落。米中貿易戦争の激化による消費減少懸念などで。68.62ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1214.8ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。10155元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。513.5元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで389.1ドル(前日比2.8ドル縮小)、円建てで1365円(前日比5円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ロシア、お前もか!?」

先月米エネルギー省(EIA)が公表した短期見通しには、米国やOPEC加盟国以外に、減産に参加する非OPEC諸国のリーダーであるロシアの原油生産量のデータが収録されています。

以下のグラフのとおり、ロシアの生産量は2017年1月の減産開始以降、徐々に生産量が減少しました。

2017年の夏頃の生産量が、ロシアにとってこれまでの減産期間中における最低水準だったと言えます。

もっとも、グラフ内の2016年8月ごろの値からもわかりますが、ロシアは夏に生産量が減少する傾向があります。

これは、夏に生産施設の修理が行える(冬には行えない)ため、一時的に施設を止める動きが強まるためだと筆者は考えています。

2017年夏にかけて減少した生産量は、その後横ばいとなりました。

そして、2018年6月、生産量は急に増加しました。同月下旬に行われたOPEC・非OPECの閣僚会議で、減産順守率を引き下げる(実質的な増産)を決定したためです。

会議は6月下旬でしたが、同月の生産量が急に増加したことから考えれば、会議での決定を前に、生産量を増やしていたと考えられます。

減産体制25カ国は会議で、参加国全体の減産順守率を100%まで引き下げることを決定しました。

先月の国際エネルギー機関(IEA)のレポートでは、6月のロシアの減産順守率は50%でした。

目標の削減枠の半分しか削減していないことになります。

それにもかかわらず生産量が増加したということは、減産に参加する他の国の大幅削減を期待している(ベネズエラやアンゴラ、非OPECではカザフスタンなど)可能性があります。

やはり、ロシアもサウジ同様、米国の生産量の急増によりシェアが脅かされている点を懸念しているのでしょうか?

減産に参加するOPEC側のリーダーであるサウジに続き、非OPEC側のリーダーであるロシアも、増産体制に入った可能性があります。

図:ロシアの原油生産量 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

最新記事

 
 
 

関連記事