ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ原料シートゴム現物の主要市場の取引量は、一日当たり約6トン~約33トン。7月26日の価格はキロあたり43.30~43.89バーツ、RSS3号タイ主要港8月積価格は148.0~149.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫(6月30日現在)は16,067トン(前旬比108トン減)。6月下旬の入庫692トン、出庫426トン。

【前検】8月前期のゴム品質検査請求締切は6日、検査日は10日。

◆展開予想

 天然ゴム生産国聯合(ANRPC)が2018年通年で需要が昨年比5.7%増、供給は5.2%増との予測を発表したことで、週明けの東京ゴム市場は堅調に始まり、原油市場が上昇したこともあり、先限は171.1円まで回復も、7月末付けの中国青島保税区在庫が、前回(7月16日付)から3%増加していたことを嫌気した売りに、上海ゴム市場が軟化。東京ゴム市場も上値を抑えられる展開となり、日米の7月度自動車販売に伸びが見られなかったことが失望売りを誘い、東京ゴム先限1月限は週の安値となる167.0円まで下落。しかしながら、台風9号上陸以降、豪雨の影響で「中国雲南省からインドシナ半島を縦貫するメコン川流域にて洪水が多発」、タイでもゴム農園冠水が観測され、同川流域の国々で、数か所のダムの貯水量が限界水準を超え放水間近との情報もあり、産地価格は底堅い。週末を控えた東京ゴム市場先限は167.5円前後で取引されている。(8月3日午前現在)

 RSIは長短共に依然として40を下回り、一目均衡表においても、基準線・転換線共に下回っており「買い気」に乏しいものの、「売られ過ぎ」状態は継続しており、175円台への反発が予想される。

 「大量期限切懸念」に先限が圧迫されているものの、日本国内の在庫は順調に減少しており、東京ゴム市場への貨物入着は、この3か月間途絶えており、時間の経過と共にその「懸念」は軽減される可能性が高く、現在の当先が順鞘5円まで縮小する状態は「行き過ぎ」であり、再び15円前後に拡大すると考える。
 

 

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