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米シェール主要地区の稼働リグ数と原油生産量を精緻に見る

原油(WTI先物)下落。米国の原油在庫の増加などで。68.31ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1223.4ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。10320元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。503.3元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで388.7ドル(前日比10.8ドル拡大)、円建てで1399円(前日比21円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェール主要地区の稼働リグ数と原油生産量を精緻に見る」

米シェール開発サービス会社「ベイカーフューズ」社が公表する“稼働リグ数”が原油相場の動向に影響を与える指標である、という認識が世界に行きわたって4年が経過しようとしていると筆者は考えています。

2014年後半から原油相場の急落が始まった際、米国のシェールは壊滅的な打撃を受けていると報じられました。

稼動リグの数が急減したためです。

その稼働リグ数のデータ元はベイカーフューズ社です。GEの傘下に入るなど資本関係に変化はあったものの、同社が公表する稼働リグ数は引き続き、原油相場の動きを考える上で重要な指標と言われています。

他方、米シェール主要地区の原油生産量のデータを米エネルギー省(EIA)が公表しています。

稼働リグ数とシェール主要地区の原油生産量、どちらのデータも情報の幹がぼやけていると筆者は考えています。

“シェール主要地区”にも濃淡があります。稼働リグ数も主要地区の原油生産量も、濃淡の淡の部分を差し引いた情報の幹が報じられることはあまりありません。

せっかくベイカーフューズもEIAも、濃淡さまざまな地区のデータを公表していますので、主要地区の中でも“濃”の地区である3つの地区のデータ同士を合わせて見てみたいと思います。

3つの地区とは、米南部のパーミアン地区、イーグルフォード地区、北部のバッケン地区です。

以下のグラフは、3地区の稼働リグ数を合計した値の月間平均と、3地区の原油生産量の合計の推移を示したものです。

3地区に絞ることでノイズが取れて、2つの値がおよそ半年のタイムラグをもって動いていることが把握しやすくなりました。

同地区の稼働リグ数が増えた(減った)およそ半年後に同地区の原油生産量が増える(減る)傾向についてです。

できるだけノイズを取って精緻化してデータを見ることが状況を把握する上で重要なのだと思います。

図:米シェール主要3地区の稼働リグ数と原油生産量の推移

出所:ベイカーフューズ社および米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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