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小麦急騰に追随して上昇するトウモロコシは売り場提供に

 世界的な異常気象によって、小麦の主産地の多くが干ばつに見舞われ、品質低下懸念から小麦相場は軒並み急騰を演じている。シカゴ小麦は3か月振りの高値を示現し、欧州の小麦相場は3年振りの高値まで急伸している。収穫期を間近に控えて、主産地であるドイツとフランスのさらなる減産観測が示されたことで、小麦の供給不安が高まった。

 欧州全体で前年度の1憶4180万トンから大きく減少し、1憶3000万トンを割り込むとみられている。すでに収穫期を迎えたロシアやウクライナも減産を強いられたが、ドイツやフランスのさらなる減産予想で、より供給不足が現実味を帯びている。

 ところで、現在、米春小麦の主産地を視察するクロップツアーが実施されている。過去5年平均のイールドが45.4ブッシェルに対して、今回のツアーで示されたイールドは41.1ブッシェル。ただ、市場では38.1ブッシェルとの見通しだっただけに、予想よりも良好との評価を受けている。

 カンダも干ばつによって小麦の品質低下が懸念されていた。同国で実施されているクロップツアーで示されたイールドは54.4ブッシェルで、前年度の53.8ブッシェルを上回っており、これも意外な結果をもたらしている。

 予想外に悪化していない結果もあり、3年振りの高値を示現した欧州小麦相場と異なり、シカゴ小麦相場は3か月振りの高値水準にとどまっており、さらに急伸するかどうかは微妙ともいえる。
 

 

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