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サウジはどの国に石油を輸出しているのか!?

原油(WTI先物)反発。米国の原油在庫の減少などで。68.73ドル/バレル近辺で推移。

金弱含み。ドルインデックスの強含みなどで。1225.3ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)上昇。10320元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。502.4元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで387.3ドル(前日比2.7ドル縮小)、円建てで1387円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジはどの国に石油を輸出しているのか!?」

前回「“ホルムズ海峡率”は何%!?」として、中東のペルシャ湾とオマーン湾の間にありイランとオマーンの飛び地の間にある「ホルムズ海峡」がイランによって封鎖された場合、世界の原油輸出量の何%が減少するのか、そして、ホルムズ海峡を通る石油を取り扱っている国とその輸出シェアはどのようになっているのかについて書きました。

今回は、ホルムズ海峡を通る石油の40%以上(2017年時点)を占めているサウジがどの国に石油を輸出しているのかについて書きたいと思います。

国連貿易開発会議(UNCTAD)のデータから推計した、サウジの相手国別輸出量(2017年時点の上位5か国)は以下のグラフのとおりです。

米国は1995年から2004年まで1位でした。1位の日本は年々、サウジからの輸入量が増加する傾向にあると言えます。5位のインドも特に2006年ごろから大きく増加する傾向にあります。

サウジが主に石油を輸出している相手は、そのほとんどが世界経済をけん引する主要国であると言えます。

仮に、ホルムズ海峡が封鎖となれば、サウジの輸出量が減少(あるいは途絶)し、輸入国、引いては世界経済に大きな打撃を与えかねません。

また、報道では、イラン制裁再開によりイラン産原油の不買運動が米国によって要請される中、特に日本においてはその代替先としてサウジやUAEの名前が挙がっています。

現在、日本はこれらの国々から輸入しているためその量を増加させる、という話なのだと思います。

しかし、ホルムズ海峡が封鎖されれば、サウジもUAEも多くの石油を輸出することができなくなります。

その意味では、イラン産原油の不買に加えてホルムズ海峡の封鎖についても保険をかけるのであれば、中国のようにアフリカから、そして米国から石油を輸入することも想定してしかるべきだと思います。

図:サウジアラビアの相手国別石油輸出量(2017年時点の上位5か国) 単位:バレル/日量

出所:UNCTADのデータをもとに筆者作成

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