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日本の石油輸入の現状。サウジ依存度が上昇中

原油(WTI先物)下落。米国の原油生産量の増加などで。68.03ドル/バレル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1233.1ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。10230元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。490.8元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで402.7ドル(前日比0.5ドル拡大)、円建てで1439円(前日比49円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「日本の石油輸入の現状。サウジ依存度が上昇中」

日本は国内で消費する石油のほとんどを輸入しています。

多くを中東から輸入していることは周知の事実です。

今月更新された国連貿易開発会議(UNCTAD)の年次データより推定した、日本の石油輸入量の輸入相手国別の推移は以下のグラフの通りです。

サウジアラビアからの輸入量が最も多く、2017年時点で日量130万バレルを超えているとみられます。

2位がUAE(アラブ首長国連邦)、以下、カタール、クウェート、ロシア、イランが同水準となっています。

この推定データより計算した“中東依存度”は87%で、サウジ単体の輸入量全体に占める“サウジ依存度”は40.2%でした。(2017年時点)

筆者の推定では、日本の石油輸入量は1995年以降、非常に緩やかですが減少傾向にあります。

その中で、サウジからの輸入量がおおむね横ばいであるため、サウジ依存度は上昇しています。

先週、石油連盟の会長が今年10月よりイラン産原油の輸入を停止すると会見で発言しました。

イラン依存度は5.5%、量にして日量18万バレル強とみられます。(2017年時点)

この量をどこから調達するのでしょうか? 上昇し続けるサウジ依存度をさらに引き上げるのでしょうか?

輸入元を一つの国に集中させることは“リスク分散”の考え方と逆行することになり、一時的とみられるものの、できるだけ避けたいことだと言えます。

ではUAEでしょうか? カタールやクウェートでしょうか?

筆者は“米国”がイランの代替先の一つになる可能性があると考えております。

今後の日本の石油元売り各社や日本政府の対応に注目が集まります。

図:日本の相手国別石油輸入量(2017年時点の上位6か国) 単位:バレル/日量

出所:UNCTADのデータをもとに筆者作成

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