中国の石油輸入、イランのシェアは!?

原油(WTI先物)反発。サウジの原油輸出縮小観測などで。68.34ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの下落などで。1222.6ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。10305元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。492.6元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで410.8ドル(前日比6.9ドル縮小)、円建てで1488円(前日比4円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「中国の石油輸入、イランのシェアは!?」

イラン産原油の不買について、日本は徐々に調整を行う方針であると報じられています。

前回の「イランの原油輸出動向」で書いた通り、イラン産の石油を世界で最も多く購入しているのが中国です。

前回のイラン制裁期間において、2012年から2015年まで、イラン産石油の輸出量が減少しました。多くの国が不買を行ったためです。

しかし、特に2013年から2015年まで、中国は輸入量を増加させていました。(イランは輸出量を増加させていました)

中国の石油輸入の動向を見てみたいと思います。

中国の相手国別石油輸入量(2017年時点の上位5か国)において、おおむねいずれも輸入量が増加傾向にあることがわかります。

中国国内の拡大する消費を満たすために輸入を拡大させることが必要だということです。

1位はサウジアラビアで、2位は輸入量の増加スピードが2013年以降に加速したロシアです。

3位は2008年から2013年ごろまで2位だった、西アフリカ諸国でOPECに加盟するアンゴラです。

4位はイラクで、2009年頃から増加傾向になっています。

そして5位にイランとなっています。イランのシェアは8.1%です(2017年時点)。

中国が制裁による不買運動でイランからの輸入をゼロにすれば、8.1%分の輸入の代替先を探すことになります。量にして日量およそ70万バレルと推定されます。

中国は石油の調達先を分散しています。中東47%、西アフリカ18%、ロシア14%、中南米10%などです。(2017年時点)

代替先については、中東依存度が87%の日本よりも探しやすいのかもしれません。(日本については次回以降、書きたいと思います)

図:中国の相手国別石油輸入量(2017年時点の上位5か国) 単位:バレル/日量

出所:UNCTADのデータをもとに筆者作成

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