2018年6月にOPECに加盟したコンゴとは!?

原油(WTI先物)下落。リビアの原油生産量が回復するとの見方などで。70.06ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの上昇などで。1240.9ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)弱含み。10325元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。491.1元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで406.3ドル(前日比6.1ドル拡大)、円建てで1468円(前日比10円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2018年6月にOPECに加盟したコンゴとは!?」

2018年6月のOPEC総会で「コンゴ」が加盟し、OPEC加盟国の数は15となりました。

今週水曜日にOPECが公表した月報内で、OPEC各国の原油生産量を記載した個所に、「Congo」が追記されています。

そのコンゴの原油生産量はどれだけの規模なのでしょうか? また、その規模は今後どうなると考えられるのでしょうか?

以下のグラフはOPECに加盟する西アフリカ産油国の原油生産量の推移を示したものです。

国名の横の順位はOPEC加盟国における2017年時点での生産量の順位です。

西アフリカの産油国はOPEC内では決して生産量が多い訳ではありません。

ただ、国の数は、中東の6カ国に次ぐ5カ国とOPEC15カ国の3分の1を占めています。

その意味では、今後、西アフリカの原油生産量が増加することがあれば、同地区のOPEC内での発言権も増大すると考えられます。

西アフリカ5カ国の生産量は、ナイジェリアとアンゴラが比較的多く、コンゴ、ガボン、赤道ギニアは比較的少ない、と言えます。

生産量が2極化している点については、主な生産地区であるギニア湾を含んだ西アフリカ近海に接する面積が広い国(ナイジェリアとアンゴラ)、狭い国(コンゴを含むその他3カ国)という点である程度説明ができると考えられます。

(ナイジェリアについては、政情不安で減少傾向にあるとはいえ、内陸部でも生産が行われているようです)

その意味では、コンゴがこれから飛躍的に生産量を増やすことができるか?という疑問については、“地理的な理由で難しい”と考えられます。

やはり西アフリカの生産動向をけん引するのは、地の利を活かせるナイジェリアとアンゴラなのかもしれません。

図:OPECに加盟する西アフリカ産油国の原油生産量 単位:千バレル/日量

出所:OPECのデータをもとに筆者作成

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