サウジ復活!!原油生産量は減産開始前に戻った

原油(WTI先物)下落。米中貿易戦争の激化が原油消費を減少させるとの見方などで。73.55ドル/バレル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1251.6ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。10315元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)上昇。507.9元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで407.0ドル(前日比2.2ドル縮小)、円建てで1454円(前日比3円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジ復活!!原油生産量は減産開始前に戻った」

7月10日(火)、米エネルギー省(EIA)は月次の短期見通しを公表しました。

その中で明らかになったサウジアラビアの2018年6月の原油生産量は、前月比日量35万バレル増加の日量1047万バレルというものでした。

以下のグラフのとおり、この日量1047万バレルは、現在行われている減産(2017年1月開始、2018年12月終了予定)がはじまる直前の水準です。

減産がはじまる前、サウジは“駆け込み増産”のような形で生産量を記録的な水準まで増やしていました。

2018年6月はその記録的な水準に匹敵する量の生産が行われたことになります。

現在は減産期間中です。まだ減産は終わっていません。

大きくは報じられませんが、2016年11月のOPEC総会でサウジを含めた11か国は、個別に生産量の上限を設定しました。

サウジは今回の大幅増産によって、この個別の生産上限を大きく上回ったとみられます。

現在のサウジには、すでに減産体制のリーダーとしての影も形も見られません。

あるのは、同じOPECのベネズエラやリビア、アンゴラなどの生産量の減少分を増産枠として使い、米国(トランプ大統領)の要請に応じるべく増産に励む姿です。

取り急ぎ、本日夜にOPECが、明日夜にIEA(国際エネルギー機関)が、昨日のEIAと同様に、サウジをはじめとしたOPEC加盟国の6月の原油生産量を公表します。

同じようにサウジが“完全復活した”のかを確認してみたいと思います。

図:サウジアラビアの原油生産量 単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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