週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比0.10ドル安の73.18ドル、ブレント原油は0.42ドル安の77.43ドルとなった。

 前週末の海外原油は続伸。ドル安ユーロ高に加え、米石油リグ数の減少、カナダの供給障害やイランへの経済制裁による供給減から需給ひっ迫への警戒感が根強く、WTIベースでは3年7ヵ月ぶりの高値を更新した。

 先週はカナダのシンクルード社の生産停止やリビア国営石油会社の石油積出港で不可抗力な事態が発生したとの報から下値は支えられる形で推移した。週明け2日は反落。サウジやロシアの産油量が増加していることや、トランプ大統領がサウジの国王と電話会談を行い、必要であればサウジが増産に動くことで合意したことが圧迫材料となった。3日は反発。リビアで原油輸出の出荷について不可抗力条項が宣言されたことで買い先行となったが、その後は米独立記念日による休場を控え調整売りに押される形となった。NY市場の引け後に発表されたAPI統計では原油在庫が450万B減少と予想を上回る取り崩しとなった。4日は米独立記念日により休場。5日は反落。EIA統計で原油在庫が124万B増と予想外の増加となったことや、米トランプ大統領がOPECに対して原油高是正を強く求めたとの報から値を崩す場面も見られたが、貿易問題において米国とEUの緊張が緩和しつつあることからユーロ高/ドル安となり,安値では押し目買いで値を戻す展開となった。

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