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サウジの原油生産量はサウジ史上最高水準まで増加!?

原油(WTI先物)高止まり。引き続き、イラン制裁による供給懸念などで。74.05ドル/バレル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの弱含みなどで。1257.9ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。10410元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。496.7元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで415.2ドル(前日比8.0ドル拡大)、円建てで1477円(前日比4円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「サウジの原油生産量はサウジ史上最高水準まで増加!?」

前回の「サウジは一足先に増産体制に入った!?」に関連し、今回は海外メディアが報じた6月のサウジの原油生産量が、長期的な視点で見た場合、どれだけの規模なのかについて触れたいと思います。

以下のグラフは、OPECが発足した1960年から2017年までのサウジアラビアの原油生産量の推移です(年次ベース)。

海外メディアが報じた日量1070万バレルという量は、年次ベースで過去最高となった2016年の日量1046万バレルを大きく上回る規模です。

今、サウジはサウジ史上最高水準の生産を行っている可能性があります。

確かに6月のOPEC総会では事実上の増産決定をしました。

増産(減産順守率の100%までの引き下げ)は7月からという報道もあったこともあり、生産量は徐々に増えると考えられていました。

しかし、6月からすでに大幅に生産量を増やしていたことが明らかになりました。

すでにサウジは、2018年12月の減産終了を待たずに“増産体制”に入ったと言えそうです。

サウジが大幅に増産しているとなると、他の国も追随する可能性が出てきます。

減産順守率が100%を上回っていれば、6月の総会での決定事項を守っていることになりますので、原油価格が大きく下落することはないと考えらえれます。

一方、減産順守率が100%下回り、総会での決定事項を守っていないことが明らかになれば、減産体制の足並みの乱れが原油市場にとって波乱材料になる可能性が出てきます。

今後、サウジの増産ペース、そして他のOPEC諸国や減産に参加する非OPEC諸国の生産動向に、これまで以上に注視していかなければならないと思います。

図:サウジアラビアの原油生産量 単位:万バレル/日量

出所:OPECのデータをもとに筆者作成

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