ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり約1トン~約6トン。6月28日の価格はキロあたり43.88~44.33バーツ、RSS3号タイ主要港7月積は154.0~155.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(5月31日現在)は16,943トン(前旬比271トン増)のまま。

【前検】7月前期のゴム品質検査請求締切日は4日、検査日は10日の予定。

◆展開予想

 東京ゴム当限は堅調に納会を終えたものの、米中貿易戦争激化懸念による円高ドル安と、OPEC増産による米原油市場の軟化に、東京ゴム先限は売られ、新圃12月限は、天然ゴム生産国会議(ANRPC)月報に「今年1月から5月までの天然ゴム生産が昨年比7.7%増加したにも関わらず、消費は同比6.2%しか増えなかった」とあったことで発会から売られ、先限としては2016年10月6日以来の170.2円まで下落。しかしながら、原油在庫の減少に米原油市場が急反発、米中貿易戦争回避への楽観論に円安ドル高となったことで、週後半の東京ゴム市場は底堅い展開となり反発し、先限は175円丁度を挟んでの狭いレンジで取引されている。週の高値は(現時点で)177.9円。一方で、今週の上海ゴム市場は動意に乏しく、狭いレンジでの売買に終始した。

 RSI短期線は今週も30を下回り「売られ過ぎ」懸念はいよいよ高まっている。一目均衡表においては、厚い雲の下で「軟調相場」にあることに変わりないが、既に、転換線である174.1円を上回っており、更なる自律反発が予想され、目先の取引レンジは先限で175円~185円と予想する。

 当先の鞘は、当限6月限は平穏に納会し、7月限もサヤ滑りしなかったにも関わらず、先限の売り圧力が強く、順鞘幅は7円前後まで縮小している。先限に「期限切れ貨物懸念」はあるものの、保管料等のコストを考えると、当先の鞘は再び拡大していく可能性がある。
 

 

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