ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり約1トン~約13トン。6月21日の価格はキロあたり43.67~43.70バーツ、RSS3号タイ主要港7月積は154.0~155.0セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(5月31日現在)は16,943トン(前旬比271トン増)のまま。

【前検】6月後期のゴム品質検査へは268枚が申請されている。(検査日は22日)。

◆展開予想

 米中貿易戦争激化懸念が高まり、原油市場が急落したことや、大阪北部地震の影響による円高に、週明け18日の東京ゴム市場は軟調に始まり、翌19日、端午節連休明けの上海ゴム市場が600元(約10円/キロ)以上下落したことで東京ゴム市場も続落、先限は今年の安値173.3円を僅かに更新し、173円丁度まで下げた。しかしながら、25日に納会を控えた当限の投げが一巡した後は相場全体が下げ渋り、OPEC総会を前に原油市場が反発したことをもあって、週末を前に東京ゴム市場は底堅い展開となり、先限は175円丁度を挟んでの狭いレンジで取引されている。週の高値は(現時点で)177.8円。

 RSI短期線は週を通して30を下回り「売られ過ぎ」懸念が高まっている。一目均衡表においては、厚い雲の下で「軟調相場」にあることに変わりないが、雲との乖離は著しく、目先、転換線である180円丁度への自律反発が予想され、26日発会の新圃12月限も「季節的な要因もあり」上鞘発会の傾向が強く、目先の取引レンジは新圃12月限で175円~185円と予想する。

 当先の鞘は、玉整理が終了した当限6月限は平穏に納会すると予想され、7月限との鞘も縮小していることから、新圃12月限発会に伴う「大きな鞘スベリ」は考え難い。今後、数か月は、期限切れ貨物懸念の高まりに、当先の鞘は15円前後から徐々に拡大していく可能性がある。
 

 

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